「バブル」というと、一体皆さんの脳裏にはどんなことが浮かぶでしょうか。
やっぱり多くの人は以前日本が経験した好景気のことを考える人が多いと思います。
1980年代後半から1990年代初めのことで、景気が泡のように膨れ上がったことからこの好景気のことを「バブル」と言うんですよね。
株や土地・マンション売買で儲かった人が沢山いて、日本中がとても活気付いていました。
今からはとても考えられないような事態でしたよね。
一度見たら忘れられない平野ノラ!その素顔は?
そんなバブル期のことをネタにして最近人気が出てきているのがバブリー芸人、平野ノラさん。
当時流行していたファッションを身に纏い、バブルどんぴしゃ世代には「なつい!!!」となるでしょう。
太眉にソバージュヘア、タイトなスーツには分厚い肩パット。
まさにザ・バブリーファッションです。
ちなみに平野ノラさん扮するこのキャラクターはバブリー美奈子というらしいですよ。
彼女は1978年生まれの38歳ですので、小学生の頃まではバブルの最中にいたということになりますね。
小学生って、結構強烈にその時代のことが印象に残っていたりしますからバブルのギラギラした感じはとても大きい影響を彼女に与えたのかもしれません。
昔から目立つのが好きだったということで、高校卒業してから劇団の活動をしていたそうです。
しかし自分流のアレンジを演出に取り入れたところ、メンバーに反感をかってしまったそうでこの時に集団でやることに違和感を覚えたんだとか。
自分は笑いを追及したいんだという思いに目覚め、一転、一度は芸人の道を目指すことになります。
ところが相方が見つからずピン芸人としてやるもなかなか目が出ない日々。
挫折感に耐え切れず、OLになりお笑いとは一線を引くことになりました。
OL生活も無難に送っていましたが、生活にハリがでず31歳の時に再び芸人を志したという平野ノラさん。
紆余曲折を経て、ようやく自分の思い描く舞台で輝き始めます。
そんな彼女、奇抜なファッションをしていますが実は美人だと評判なんです。
あのメイクをしていても、確かに顔は整っているし美人オーラが出ていますよね。
バブリーキャラでいい女という芸風もあいまっているのかもしれませんが。
ネットで検索すると素の顔の彼女の写真がヒットします。
ちょっと頬骨が目立つので男っぽい骨格ですが、歌手のスーパーフライさんに似ていて美人さんです。
ちなみにスーパーフライさんのような服装をした写真も見つけたのですが、これは本当に似ています!
強いて言うなら眉毛が本家の方があがり気味だというとこくらいでしょうか、違いは。
バブリー美奈子は肌も白く、眉毛がきりっとしていて唇も真っ赤ですので、どことなく鈴木その子さんを彷彿させられますが・・・。
彼女の素顔は目が二重でくりっとしていて、優しい雰囲気がありますよ。
面白いメイクをしているので、そっちの印象の方が強く残ってしまいますがいい素材をお持ちなんです!
でも本人はその美貌を褒められるよりも、「面白い」といってもらえるのが褒め言葉だということです。
その精神はまさに芸人の鑑ですね。
sponsored link
絵の才能も隠し持っているんです!
真面目な性格の平野ノラさんは、小学校からずっとバレーボールをしていたそうです。
その実力は全国大会に出場するレベルだということで相当なものですよね!
しかし彼女はこの時のことを「闇の時代」と語っています。
確かに今のキャラから見ると“闇”なのかもしれませんが、辛くても真面目に取り組んできたことはきっと自分の自信となり財産になりますよね。
実は彼女の人生に闇の時代は2回訪れているんです。
1回目は前述のバレーボールに没頭していた時代。
2回目は芸人としてなかなか目が出なかった31歳以降からの6年間だったといいます。
「才能がないから仕方ない」と売れない自分を責めた彼女は、絵を描くことでその鬱憤をはらしていたのだそうです。
この時を振り返れば自身でも異常だったと思うらしいですが、以外にも作風はポップで色使いもカラフル。
闇の時代に描いた絵というと、なんだか暗い印象の絵を想像してしまいますが、全然違うんです。
私は平野ノラさんの絵を見た時に「カイカイ・キキの村上隆さんっぽい」とまっ先に思い浮かびました。
お花だとか、動物だとか虹とかをアニメのように描く作風です。
ちなみに村上さんは浮世絵や琳派の影響を受けているそうで、平野ノラさんも現代のデザインやアートに通用する高い感性があるのでしょうね!
当時は現実逃避からの創作活動だったようですが、今ではその時に書いた絵が評価されていて、アーティストとしての活動もオファーが来ているみたいですよ!
追い詰められた闇の時代だったとはいえ、その時の結果が現在に生きているのだから素晴らしいことですよね。
いろいろな方面にアンテナを張って、芸の肥やしにして行ってもらいたいと思います!
関連記事
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。