錦織圭のブリスベン国際は、2017年の初戦(2回戦)が行われ、J・ドナルドソンに 4-6,6-4,6-3のフルセットの末に逆転で勝利して準々決勝に進出しました。
いやぁ、それにしても冷や汗ものの勝利でした(苦笑
4-0まではとても順調だったのに、5ゲーム目に自らダブルフォルトを3つ犯すなど相手に立ち直るチャンスを与えてしまったことでとても厳しい試合になってしまいました。
集中力の途切れによる些細なプレーから、ドナルドソンの眠れる力(謎)を呼び起こし、とても白熱した試合をすることになってしまいましたが、良い意味で「喝」を入れることが出来たのではないでしょうか。
それにしてもテレビ中継の解説の方も絶賛されてましたが、ハマったときのドナルドソンは素晴らしいプレイをしてきますね!
昨年対戦したロシアのカチャノフもそうでしたが、勢いのある若手は思い切りの良いテニスを展開してくるので、ランキングが低いからと言って全く油断できないですね。
まぁそれでも勝ちきるところが錦織圭の強さだと思うし、次の試合からはより一層強くなったプレイを観ることが出来ると信じています。
対戦相手は、地元オーストラリア勢で唯一残っている期待の若手ホープ!
錦織圭の準々決勝の相手は、
世界ランク79位のジョーダン・トンプソン(オーストラリア・22歳)になりました。
2回戦では、第8シードのフェレールを敗ってのベスト8進出です。
今大会はワイルドカードでの大会参加ではありますが、ここまでは中々素晴らしいプレーを魅せています。
錦織圭とはツアー初対戦となります。
しかしながら、2015年全豪OP前哨戦のクーヨンクラシック(エキシビジョンマッチ)で一度対戦をしていて、そのときは2-1のフルセットで錦織圭が辛勝しています。
この時トンプソンは世界ランク274位でしたが、当時14位のF・ロペスに勝つなど強さの片鱗はみせています。
因みに、2016年のATP下部ツアーのチャレンジャーで4度優勝を飾るなど2017年の躍進が期待されている若手のようです。
余談ですが、後ろ姿の風貌だけ見ると、若かりし頃のA・マレーのように見えなくは無いですかね(苦笑
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身長は183cmとそれほど大柄ではないものの長い手足を使って思い切りの良いテニスをしてくる選手で、2回戦のフェレール戦でもかなり思い切りよく腕を振ってプレイしていました。
ファーストサーブも210kmくらいのスピードを出してくるので、コースに決めてこられると少々厄介ですね。
初戦のドナルドソンと比べるとストロークは若干弱そうに感じますが、思い切りよくネットに出てくるプレーが多いため、前後も意識したテニスを展開する必要がありそうですね。
奇しくも初戦に続いて勢いのある若手からの挑戦を受ける形になってしまった錦織圭ですが、普段通りの力を出せれば間違いなく勝てる相手だと思うので、集中力を切らさずに頑張って欲しいと思います。
錦織圭準々決勝の試合開始日時と放送日時!
1月6日(金)13:00頃 試合開始予定
(日本時間で、1月6日(金)12:00頃の開始予定)
テレビ放送の予定は、
WOWOW
1月6日(金)15:30~(録画)
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